LINE@は、LINEを通じて提供できるビジネス用のアカウント。
ここ和歌山でも、美容室さんや飲食店で数多く利用されています。
LINE@は、今まで実店舗を持っているショップさんが有効なメディアでしたが、今年は通販サイトにも相性が良いと言うことで注目されています。
目次
LINE@がネットショップと相性が高い5つの理由
LINE@が刷新した機能は、投稿に通販サイトへのリンクを掲載できるようになった点。
そのことにより、LINE@でつながったユーザーを外部の通販サイトに誘導できるようになりました。
LINE@がネットショップと相性が良い5つの理由は、「ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長の瀧川 正実」氏が紹介しています。
- 通販・EC事業者はLINE@の友だち集めが容易
→ 通販・EC事業者が持つ通販会員やSNSなどのからLINE@への誘導がしやすい- 通販スタッフのリソースでLINE@も運用可能
→ LINE@は誰でも簡単に開設・運用できるが、より上手く運用するためには、「Webの知識」をもつ通販スタッフを抱えている企業であればより有利に活用できる。- 効果測定がカンタンに可能
→ 外部計測ツールでLINE@からの「売上」「クリック」などを数値化できるため、費用対効果の見極めが可能。さらに、測定数値を見ながら改修改善を繰り返し、より売り上げを増加させる施策も考案できる。- 施策の幅が広い
→ 先行販売、タイムセール、限定セールなど、すぐに実施しやすいキャンペーンが用意できる- 通販業界もスマホ化が進んでいる
→ 通販業界はスマホ需要が拡大していて、LINEサービスはマホに特化しているため親和性が高い「LINEで新規客2割増、客単価3割上昇など。事例から学ぶ通販・ECに役立つLINE@活用法LINE@を使って成果をあげているEC事業者3社の事例から、LINEの通販・EC活用における可能性に迫るより」
LINE@がユーザーとネットショップをつなぐ
最近では、パソコンで買い物をするユーザーよりも、スマホで買い物をするユーザーの方が多くなってきています。
ただ、BtoBのネットショップ(企業同士の販売)は、やはりパソコンからの販売の方が多いですが、楽天ショップやYahoo!ショップを初めとする、一般ユーザーを対象としているネットショップは、LINE@を活用しない手はありません。
2015年6月現在で、日本人の約4割がLINEを活用していると言われてます。
しかも、他のSNSと比べて幅広い年代で使用されています。
LINE@を活用するというお話は、先日の「オフラインでしか生まれない絆だってある。ギャップ&共感でコアなファンをつくりだす。」でも少し触れました。
現在私の、クライアントさんにもLINE@はオススメしています。
今までメルマガもネットも利用していないお店が、LINE@を始めてわずか1ヶ月で簡単に100名のターゲットユーザーをゲットすることに成功しました。
今までは、毎月高い広告費を払ってユーザーにお知らせを発信していましたが、LINE@を使うことで無料でユーザーに情報を届けることができています。
また、リアル店舗もありネット通販もしているお客様は、リアル店舗に訪れていただいたお客様にLINE@への登録を促すことで、お友達を紹介してもらったり、ネットショップ限定の商品を、数量限定で販売し即完売した事例もあります。
今まで、facebookを活用しているお客様もLINE@を始めることで、よりピンポイントでユーザーに情報を届けることができます。
LINE@はリピーターを育てるメディア
これはあくまでも私の意見ですが、LINE@は、中小企業の新規顧客の獲得には向いていないと考えています。
例えば、LINE@の公式アカウントであれば、一般ユーザーの目に触れる確率は非常に高いですが、無料のLINE@は一般ユーザーの目に触れる機会はさほどありません。
LINE@をやっていることをユーザーに知ってもらう場がどうしても必要になるのがデメリットです。
しかし、その他のSNSもその条件は同じです。
新規で来店したお客様に対してLINE@のアカウントを友だちに追加してもらうことで、LINE@経由で店からの働きかけができるので、次回の来店のきっかけ作りに活かせます。
LINE@の配信方法
LINE@は、配信する内容が何でもいいわけではありません。
配信する時間や、配信の仕方を工夫しないといけません。
FacebookやTwitterよりもシビアで、配信頻度が多すぎると通知をオフにされやすい。
およそ週に1回、月3~4回くらいを目安に配信するのがよさそうだ。
ブロックされたからといって凹む必要はありません。
どんなに素晴らしいLINE@のアカウントでもブロックされています。
ブロック率は10%台であればいいほうとされ、平均では20%台の友だちがブロックするといわれています。
ただ単に、こちらが配信したい内容を届けても、ブロックが増えるだけです。
やはり、コンテンツを意識していきましょう。
私個人的には、LINE@のメッセージの1つのお手本になるのが、「LINE@公式アカウント」です。
このアカウント自体は、おトクなクーポンを配信しているお店や変わったアカウントなど、主に公式ブログ「LINE@お店ガイド」の記事を紹介しています。
特に勉強になるのが、冒頭のリード文。
ここはメッセージが配信された時に、通知として一部が表示される箇所にあたります。
思わず詳細を見たくなる引きの強いメッセージを配置すると開封率が上がります。
よくある失敗が、「こんにちは、○○です。」のような書き出し。毎回同じだと思われれば、開封率は下がってしまいます。
また、文章は簡潔に。
いろいろと情報を詰め込みたくなりますが、ユーザーが興味を持ちそうな内容に絞って簡潔に配信しましょう。
顔文字の多様も禁物で、必要に応じて文脈にマッチした形で使用するといいでしょう。
配信例
・リード文:15〜35文字(絵文字を1〜2つ)
・記事のタイトルとリンク:30〜50文字
・感想や意見:15〜35文字
クーポン活用方法
クーポン機能を使うことで、来店動機につながる割引やプレゼントなどの特典をつけることができます。
配信方法は、「メッセージとしての配信」「友だち追加時のあいさつとしての配信」「タイムラインに掲載」の3つがあり、全員が利用できるクーポンと抽選で当たるタイプの2種類が用意されています。
そして、クーポンの内容は自由に設定できるほか、利用回数制限や有効期限、利用条件なども設定できる優れもの。
新規ユーザーやリピーターによって、配信するクーポンを変えることもできますね。
もちろん配信したクーポンは、店舗で利用者数を記録し、配信または開封数に対してどれほど利用されたかを評価、検証することができるので、次回にも活かすことができます。
以上、「ネットショップに役立つLINE@活用法 -日本人の4割がLINEを利用、ピンポイントに情報を届けれるメディア-」でした。
上記で紹介した機能以外にも、リサーチページもあり投票やアンケートを実施できるようになっています。
アンケートに答えて〇〇なんてことも可能ですね。
あなたのネットショップもLINE@で、ユーザにピンポイントで情報を届けてみるのもいいのではないでしょうか?