2015年6月23日にニールセンが発表した「新商品購入に関するグローバル調査レポート」による結果が、発表されています。

新商品情報の入手経路として、「インターネット検索」を選んだ人は68%で最も多くなっていました。
次いで、「店頭で実物を見て」という人が67%という結果。

今まで主流だった「テレビ広告」は50%という結果に終わっています。

そして、どういうメディアからの検索流入なのかを調べた結果も報告されています。

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調査結果から読み取る

上記の結果を見ても、インターネット検索を切り離して考えることは絶対にできませんよね。

インターネットマーケティングで重要なのは、どのメディアに対して施策をするのか?
マーケティング戦略を立てるときに重要視されているのが「トリプルメディア」です。

トリプルメディアとは、「ペーイドメディア」「オウンドメディア」「アーンドメディア」の3つのマーケティングメディアを整理したものです。

広告の出稿により利用できるメディアの事で、広告費をかけることが、効果を高めることに繋がりやすいメディアでもあります。

代表的なものに、「Googleアドワーズ」「Yahoo!プロモーション広告」などがあります。

関心をつくる」ためのメディアだと言われています。

オウンドメディア(OWNED)とは

自社が所有しているメディアのこと。
ホームページや自社のブログ、メールマガジンといった自社で管理・運営するメディアを指します。

理解を促す」ためのメディアです。

アーンドメディア(EARNED)とは

ユーザーからの評価や信用などを得るためのメディアのことで、ユーザーが情報の発信者となるブログやソーシャルメディアなどを指します。

共感を得る」ためのメディアです。

アーンドメディア(共感)による認知が重要

下記の画像は、2012年と2015年を比較した、ニールセンの調査結果による報告です。

画像を見てもわかるように、共感を得るためのアーンドメディア(EARNED)が11ポイントもアップしていることがわかります。

自社サイトを最初に訪れて認知するユーザーは少なく、一般ユーザーのブログやソーシャルメディアなどで認知することがわかります。

最近では、今まで主流だった「テレビ広告」「DM(ダイレクトメール)」は、あまり見られていないことがわかります。

広告を出すなら動画が強いですね。

ただし、今回の結果は、製品カテゴリやターゲット属性によって傾向が異なると言えます。

しかし、私たちのが情報取得するための環境が、様々なデバイスやメディア、広告形態に分散化していく流れは、今後も進むことが考えられます。

 

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まとめ

こういったあらゆるデバイスやメディアに対してプロモーションを成功させるためには、自社のターゲットユーザーが、どのメディアから情報を得ているのかを把握する必要があります。

しっかりとターゲットユーザー(ペルソナ)を設定し、ピンポイントに情報を届けていきましょう。

今回の結果で最も恐ろしいのは、7割のユーザーがネット検索で認知している事実。

なぜなら、ウェブ上に適切な情報を事前に準備しておかなければ「検討の候補にもならない」可能性があるということになるからです。

ユーザーのニーズに先回りして、見つけてもらうための仕組みづくりが求められています。

以上、新商品の認知を高める上で重要なのは「インターネット検索」約7割のユーザーがネット検索で認知。でした。

 

 

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