ホームページを制作する上で大事なのが文章力。

文章力といっても正しい文法で、相手に物事を伝えましょう。
なんていう学校で習うような、作文を書くための文章力ではありません。

ホームページの文章の書き方は、学校で習った書き方とは異なります。

起承転結なんてウェブの世界ではダメダメな文章です。

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コピーライティングの基本の4か条

コピーライティングの4か条とは下記の内容です。
これは、普段から私がずっとブログに書き続けてきていることですが、以前のブログが消えてしまったことで、初心にかえってみました。

  1. マイナス三重苦から考える
  2. 商品ではなく価値を売る
  3. 相手のことを思い浮かべる
  4. 最初の言葉に集中する

1.マイナス三重苦から考える

インターネット上に同じような情報が無数にある中で、あなたのキャッチコピーを進んで読んでくれる人は、数少ない

あなたがよっぽどの有名人でない限り、あなたの日記や趣味などの「今日こんなことやりました」何てブログのタイトルは無意味です。

最初から相手は、「興味ない」「知らない」「読みたくない」というマイナスな状態から入ります。

何か話をする時、興味がない人に対する態度とそうでない人に対する態度は若干でも異なるはずです。

インターネット上のキャッチコピーも同じ。
「興味ない」「知らない」「読みたくない」そんな人に何か伝えないといけません。

そんな人に対して、あなたはどう接しますか?

答えは簡単。

「興味を引く伝え方」
「知らない人にもわかりやすく」
「読みたくなるような仕掛け作り」

などが必要になってきますよね。

2.商品ではなく価値を売る

商品を売るな価値を売れ!!」的なフレーズは、私のコンサルの中でもかなり出てきます。
安売りをするな!!」もそうですが・・・

お客様は、商品を買っているのではありません
その商品を手にすることで得られる「幸福」を買っている

この商品を買うと「悩みを解決できる」。「今よりももっと楽になる」など、その商品から得られる「価値が重要です。

商品を売る時にあなたが真っ先にお客様に伝えることは、商品の情報ではなく、その商品から得られる「価値」です。

3.相手のことを思い浮かべる

私は、ホームページを作る時、一人のターゲット(ペルソナ)を想定して制作するべきだ。と伝えています。

より多くの人に伝えたいというメッセージは、結局は誰にも、届きません。

このブログを書くときも書く題材に合わせて一人の相手がいてます。
だいたいこのブログは、私の大切なお客様、クライアント様にお届けする内容です。

このブログを読んでコンサルを申し込んでいただくこともかなり多くなってきました。
(といっても、完全に消えてしまった前のブログの方がかなりの反響がありましたが・・・)

あなたも、多くの人にメッセージを伝える前に、ひとりの人に伝える
そして、自分への興味や好意を持ってもらわないと何も始まりません。

ラブレターと同じ

大好きなあの人へラブレターを書く時も、相手のことを思い浮かべて書くはずです。
そうしないと、相手の心に響く気持ちのこもった言葉は出てこないですよね。

キャッチコピーも同じ、あなたのメッセージを一番伝えたい相手は誰ですか?

その人の背景はどんな感じですか?

  • 年齢は?
  • 職業は?
  • 性別は?
  • 家族構成は?
  • どんな問題を抱えてる?
  • ニーズは?

など、まるでストーカーかのように細かくイメージしましょう。

その人がまだ商品を知らないことでどんな不便な思いをしてますか
その商品を手に入れるとどんな幸福感を得られますか?

あなたのターゲットを細かく設定してください。
そして、その人だけにメッセージを届けてください。

4.最初の言葉に集中する

あしたのジョーのボクシング漫画に出てきた言葉。
これこそがインターネット上のキャッチコピーにふさわしいのではないかと思います。

「左を制する者は、世界を制す!!」

どういうことだかわかりますか?

インターネット上の文章は、左から右にかけて読みます。
そして読み始めには、左側の文字を最初に見ることになります。

最初のたった10文字で自分に関係あるかないかを判断しています。
もし、自分に関係ないと思ってしまった時点で、あなたのサイトは終了。

キャッチコピーはこの最初の10文字で全てが決まると言ってもいいかもしれません。

 

まとめ

ホームページを制作する上でかなり重要なのが文章力です。
制作する技術よりも大事なこと。

文章力がないとユーザーは、あなたのサイトに気づくことができません。

ユーザーがクリックしたくなるようなキャッチコピー

ユーザーが読みたくなるようなタイトル

ホームページを見るユーザーは、文章を読みません。
流し見をしているだけです。

そんなユーザーの目を止めるために、見出しの最初の10文字を意識しましょう。

大好きな人にラブレターを書くように、あなたのサイトの大切なお客様のことを思って文章を書いてください。
そして商品を売るのではなく「商品の価値を売る」それを意識して文章を作ってくださいね。