いくらネット販売だからと言って、実店舗と切り離すのはタブーです。
ベルギービールJAPANという会社は、オフラインのイベントでコアなファンをつかむことに成功したそうです。
当初はネットショップだけで展開していた会社ですが、オフラインのイベントに参加したことがきっかけで、ユーザーにとってなくては困る存在になれたことが、成功へのポイントだと言われています。
SNSがリアルとネットをつなぐ架け橋に?!
ネットショップを運営しているからといってネットだけで勝負をする必要はありません。
自社の商品をリアルにアピールできる場へ出店し、そこでしっかりと接客をすることで、よりコアなファンをつくれます。
例えば、地元の食材を使った商品であれば、百貨店の催事へ参加するのもいいですし、食べ物の販売であればイベントへ出店するのもありです。
リアルの場である、オフラインとネットショップをつなげる施策が今後重要になってくるでしょう。
私は、その施策の一つがSNSだと考えています。
facebook、Twitter、LINE@、これらを臨機応変に使いこなしていきましょう。
信用がないとネットショップで成功するのが難しいのであれば、リアルで信頼関係を築き、SNSでコミュニケーションをとるのも一つですよね。
キャンプのイベントへ参加した時には、商品を使っている場面をInstagramへ投稿したら粗品プレゼントや、その他にもfacebookに投稿でクオカードプレゼントなどをやっていました。
催事やイベントなどで、オンラインショップで使えるクーポンなんていうのもいいかもしれませんね。
身近な生活の中にヒントがある
自社のブランドを、一般消費者に浸透させるには消費者への「サプライズ(驚き)」。
誰もが「そんなことはありえない」と思うような驚きには、人を惹きつける魅力があります。
先日LINEスタンプが文化を作ったという話をしましたが、それも同じです。
スタンプだけで会話が成り立つなんてありえない・・・
そんなもの自分が使うなんてありえない・・・
そう思っていた人にも、今はスタンプを使わない方がどうかしてる?
ぐらいの勢いになっています。
特に、話を終わらせたい時のスタンプは有効ですよね。
使っている方も多いのではないでしょうか?
こういったサプライズには「ギャップ」が存在しています。
例えば、日本の和の文化は海外の人にとってはギャップだらけです。
日本では売れないけど海外では売れている商品も沢山あります。
逆に、海外で売れているのに日本では売れていないものも。
最近の商品のギャップは、「梅干しなのに桃風味」「梅干しなのにフルーツ」このギャップを活かして成功している企業もあります。
ギャップを強調することで、サプライズが現れるんです。
このギャップは大きければ多いきほど、ユーザーへ衝撃を与えることができます。
頭を柔らかくして、偏見の目を取り除けば新しい気づきがきっと生まれてきます。
ユーザーとの共感がファンをつくる
最後になりましたが、コアなファンができただけでも嬉しいですが、そのファンがまた新しいファンを呼んでくれるようになれば、ネットショップの運営も非常に楽になります。
リアルでもSNSでも、ユーザーとのコミュニケーションを大事にし、ユーザーの声を聞く。
そして、その声をネットショップに反映させる。
そうすることができれば「〇〇のショップの対応が良いよ。」
「〇〇の商品おいしいよ」などの共感を生み出すことができ、自然とSNSなどで拡散されていきます。
ユーザーの心を手っ取り早く動かせるのは、ユーザーにとって身近な存在。
自分の言いたいことを発信するのではなく、ユーザーの共感を得るコンテンツを発信していきましょう。