「女子サッカーをブームでなく文化に」という言葉はまだ記憶に新しいのではないでしょうか?
この名言を言ったのは、なでしこジャパンが、今年のW杯で準優勝をした後の宮間あや主将。
なでしこジャパンは、2011年のW杯で優勝をして以来、なでしこリーグの観客は急増しました。
しかし、今年のW杯で準優勝をするまで好調な状態が続いたわけではなく、優勝後しばらくして観客は減っていったようです。
今回準優勝をしたことで、なでしこリーグの前売り券は通常のリーグ戦の約4倍売れたと言います。
今回の宮間あや選手の名言には、こう言った一時的なブームではなく、なでしこリーグがなくてはならない存在になる必要があるという思いがこもっているのではないでしょうか?
なくてはならない=文化
前述でなでしこジャパンの話をしましたが、この文化は、他にもあります。
現代社会でごく普通になった外で音楽を聴くスタイル。
これは、ソニーのウォークマンが1980年代に登場したから。
発売前、ソニーの社内でも「外でわざわざ音楽を聴くのか?」という疑問があったようです。
しかし、いざ発売してみると爆発的な大ヒット商品になり「外で音楽を聴く」という文化が出来上がりました。
最近では、LINEスタンプが同様の例といえます。
LINEやLINEのスタンプに抵抗を感じていた世代もはっきりってあります。
しかし、今では年代関係なくLINEを使い、スタンプを利用しているはずです。
抵抗を感じていた世代でさえ「スタンプがあるのが当たり前」。
今では「スタンプがなくては困る」そんな時代になっているのではないでしょうか?
これらの例のように、「なくてはならない(なくては困る)」状態になることが、「文化」になるということにつながります。
これをネットショップで考えてみてください。
「文化」と考えると非常にスケールがでかく感じるかもしれませんが、あなたがターゲットにしているユーザーに、きちんと情報を届けて「なくては困る」と思ってもらえれば、あなたのサイトは、顧客との信頼関係を築けていることになります。
「文化」になることができれば、今までとは違って爆発的な大ヒットを生み出すことができます。
「ブームではなく文化に」こんな名言を発せれる30歳、凄すぎですね。
この言葉は、ネットショップの運営には欠かせない要素です。