インターネット上にあるネットショップには、お客様から支持されているサイトとそうでないサイトがあります。
はっきり言って、ほとんどのサイトが支持されていないサイトであることは間違いありません。
しかし、支持されていないサイトと、絶大な人気を誇るサイト。
何が違うのかを考えたことがありますか?
このショップ売上がすごいんだって〜なんて漠然と見ていても何も見えてきません。
今日の記事は、売れているネットショップがどのような努力と工夫をしているのかをご紹介します。
信用がなければ買ってもらえない
どんなに素晴らしいネットショップでも「信用」がなければ買ってもらえません。
実店舗もインターネットも根本的な考え方は同じ。
だけど、ネットショップは顔の見えない相手とのやりとり、実店舗とは「信用」の重みが全く違います。
信用のない店は、どんだけサイトの見た目が良くても、商品がどんだけ安くても買ってもらえません。
例えば「卵1パック10円」。
よくスーパーの火曜市などでされている目玉商品です。
しかし、これが成り立つのは信用のある店だけ。
よく行くスーパーであれば安心感があるので絶対にその日に購入しますよね。
でも、全く知らない人から「卵1パック10円」です。
って言われたところでどうでしょう?
多くの人が、まずは疑いから入るのではないでしょうか?
賞味期限が切れてる?
卵を10円で購入したら、もっと高いものを売りつけられる?
そんなことを考えるのではないでしょうか?
実は、私自身こんな経験を子供の頃にしています。
私が子供の頃に住んでいた町に、ビックリマンおばちゃんって居てました。
小学生の頃、ビックリマンシールがすごく流行っていて周りにいる子供たちが、集めていました。
いつからかはわからないのですが、気付いたら、ビックリマンチョコを配っているおばちゃんが居てました。
昔は、今と違ってセキュリティーも全く甘い感じで知らない人とでも普通に話す感じでしたので、近所の子供は、そのおばちゃんからビックリマンチョコをもらっていたんです。
しかし子供心ながら、シールだけを抜いてチョコレートはさすがに怪しいので食べずに捨てていましたが・・・
少し話は逸れましたが、顔の見えないネットショップでは、安いものには何かカラクリがあるとか、安いだけではその商品に飛びつかない人が多いです。
ネット通販が、普及し始めた頃は、安いだけで購入する人も多かったですが、連日ネット通販に関する犯罪がニュースで取り上げるたびに、ユーザーは疑ってかかるようになっていったわけです。
はっきりって、見栄えは綺麗でも怪しいサイトいくらでもある。
ユーザーはそう思ってネットショップで買い物をしています。
商品を購入する前に考えるのは、このサイトは安全(安心)なのか?ということです。
最近では、SNSが普及したことで、口コミ社会が出来上がりました。
そのことにより、大手のショッピングモールでさえ、安心して買い物をできない。
口コミの評価が悪ければ、怪しいサイト扱いをされる時代です。
ネットショップで商品を購入するのに不安だらけのユーザーが、クレジットカード情報を入力していいかどうか?
買い物かごに商品を入れていいかどうか?
この殻を破れるのは「信用」しかありません。
現代のネットショップに必要な第一要素は「信用」と言っても過言ではありません。
あなたのネットショップが売れない理由
あなたのネットショップが売れないのは、何らかの理由で「信用」を得られていないから。
そんなことはない!!
うちのサイトは安全だ!!
そう思っているのは、自社のネットショップに携わっている人だけ。
信用を勝ち取るために必要な3つの要素
信用とは、「文化 + 技術 + 関係性」。
成功しているネットショップは、これがしっかりできています。
また、別の日に細かいお話はしますが、簡単にこの3つの要素をお伝えしておきましょう。
文化とは、顧客にとってなくてはならない存在になること。
技術は、ネットショップで使われる様々な技術。
例えば、アクセス解析・SNSの活用・A/Bテストなど、これらの技術を「どう使うのか?」「何のために使うのか?」これを意識することが重要です。
関係性は、顧客と間に良好な関係を築けるか。
ということになります。
成功しているネットショップの共通点は顧客からの「信用」を勝ち得ているサイトです。
細かいお話は次回に・・・
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