パソコンを初期設定のまま使っている方のほとんどが、インターネットを使用するときには、初期設定で入っているIEことInternetExplorerではないでしょうか?

このIE、別に大きな問題があるわけではありません。

動きが遅いのは問題なのかもしれませんが・・・
他のブラウザを使用したことがない方にとっては、ブラウザの違いがわからないので問題にはなりません。

ホームページを制作する側からの視点でゆうと、正直面倒くさい子ですが・・・

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なぜChromeなのか?

私が、なぜGoogleChromeをオススメするのかという「セキュリティーが強化されている」からです。

Chromeには、「セーフブラウジング」というユーザーを悪いサイトから保護するための機能が備わっています。

昨年12月には、私たちを騙して不要なソフトウェアをインストールさせる「ソーシャル エンジニアリング攻撃」から保護されるように対応しています。

ただ、最近よくあるのは、ブラウザに「あなたのパソコンは危険にさらされています。いますぐ・・・・」なんていう嘘の情報を表示して悪意のあるソフトウェアをインストールさせたりしています。

それ以外にも、ダウンロードボタンをわかりにくくして、望ましくないソフトウェアをインストールさせたり、クリックすることで個人情報を抜き取ろうとしているサイトもあります。

そこでGoogleは、このセーフブラウジングの保護機能を4月12日にさらなる強化をしました。

12 月に発表したソーシャル エンジニアリング ポリシーに基づき、ウェブページに埋め込まれているコンテンツ(広告など)は、以下に該当する場合にソーシャル エンジニアリングと見なされます。

  • 信頼できるもの(ユーザーの端末やブラウザ、ウェブサイト自体など)を装っている、またはそのような印象を与えようとしている。
  • ユーザーを欺いて、信頼できるものに対してのみ行う操作(パスワードの共有、テクニカル サポートへの電話など)を行わせようとする。

ここで、広告として表示される不正なコンテンツの例をいくつかご紹介しましょう。

この画像は、「ソフトウェアを更新する必要がある」とユーザーを欺いて [Update] ボタンをクリックさせようとしています。

 

この画像は、FLV ソフトウェアのダイアログを模倣したもので、実際にこの FLV ソフトウェアから表示されたものではありません。
このボタンはサイトの雰囲気を模倣して作られており、あたかもそのサイトのコンテンツ(テレビ番組、スポーツの動画ストリーミングなど)を操作できるような印象を与えます。ページに馴染んでいて見分けがつかないこともあります。
※Google ウェブマスター向け公式ブログ「不正なダウンロード ボタンを撲滅するために」より抜粋。

 

Googleは、他のブラウザとは違い、ユーザーがより安全にインターネットを楽しめるように、日々努力しているということですよね。

GoogleChromeをインストールするというと、なんだか上級者的なイメージを持っている方もいらっしゃいますが、ネットに慣れていない人ほど、GoogleChromeを利用することをオススメしますね。

私たち制作サイドは、紛らわしいボタンの制作は絶対にダメですね。
そして、自分のサイトをハッカーから守るためにも「Search Console」に、必ず登録しておく必要がありますね。