おうk殆どのホームページの下部にCopyrightがありますが、これは本当に必要なのか?
って考えたことありますか?
私が、授業する際には、日本では特に必要が無いよ。的なお話をしています。
©やcopyrightは、著作権保護の観点だけを言えば不要。
日本は「無方式主義」を採用しています。
Webサイトは公開した時点で自動的に著作権が発生しているということになります。
目次
Webサイトに関する著作権
◆ホームページの著作権は誰にある?
費用を出してホームページを制作したとしても、基本的には著作権は制作側にあります。
他で利用したい場合は、発注の際に著作権の譲渡や利用許諾を取る、著作者人格権の不行使などを取り決める必要があります。
◆他社のサイトのスクリーンショットはダメ
仮に、他社のサイトのスクリーンショットを撮った場合、著作権は製作者にあります。
勝手に使用すると、「公衆送信権」「翻案権「複製権」」の侵害になるので気をつけて下さい。
◆勝手にコンテンツをコピーされた場合はどうする?
サイトの内容を丸々コピーされた場合は、著作権の侵害になるかもしれませんが、レイアウトをコピーされた程度なら著作権の侵害にはなりにくいです。
◆なぜCopyrightをつけるのか?
「© 2015 ABC inc All Rights Reserved.」これは殆どのサイトで記載されている情報です。
無方式主義の日本では意味がないのになぜつけているサイトがあるのでしょうか?
答えは、方式主義(著作物が著作権による保護を受けるためには、方式的な要件が必要である)の国に著作物として保護されるためです。
©マークと著作者の氏名、著作権が発行された年の3つを表示知ることで、著作権が誰にあるのかを伝えることがでいます。
Copyrightをつけるメリット
著作権が誰にあるのかを明確にできる。
著作権は、特許などと違って登録が必要がないため、著作権者が誰であるかわかりにくいと言われています。
©やCopyrightをつけることで調査区権者が誰なのかを明確にすることができます。
仮に第3者の人が、ページ内の情報を利用したい場合、Copyrightの著作権者に連絡することができます。
また、アメリカの著作権法では、著作権を侵害した場合でも、故意でないと立証できれば、損害賠償金が減額されたりします。
故意に侵害したわけではないという、言い訳を封じる効果が期待できるようです。
以上、著作権についてのお話でした。