先日、5月2日に「スマホユーザーの約9割は行動を起こすきっかけにスマホを使用する」という記事を書きました。

そこでお話した内容は、Micro-Moments。
「生活者が何かを決断したり行動を起こしたりしする瞬間」にスマホを活用しているということ。

前回はざっくりとしたお話でしたが今日は、スマホでローカル検索をした時のユーザーの行動についてです。

3in4の効果が期待できるローカル検索

3in4とは何か?

それは、ユーザーが検索した結果、ローカル情報(今居てる場所の地域情報)が役にたつと感じたユーザーのうち4人に3人は、実際に店舗へ訪れる傾向がある

そう言われています。

これは、Googleが実際に調査した結果であり、私の主観ではありません。

下記はアメリカの調査の結果ですが、日本でも近いことは言えるのではないでしょうか?

スクリーンショット 2016-05-05 16.57.10

上記の画像が何を示しているかというと、「検索結果に出ると役に立つ」と感じている情報の割合です。

  • 近隣店舗での商品価格・・・75%
  • 近隣店舗での在庫情報・・・74%
  • 在庫がある一番近い店舗の場所・・・66%

上記の3つについては、2011年にスタートしたGoogleのサービス、Googleローカルショッピングを利用することで可能になります。

Googleの広告であるアドワーズに登録し、商品リスト広告を配信することで、利用可能です。

ホテルを経営されている場合は、お部屋の空き情報なども掲載することができます。

Googleローカルショッピングについては下記のヘルプをご確認ください。

https://support.google.com/merchants/topic/3052707?hl=ja&ref_topic=3404821

  • 近所にある小売店の営業情報・・・63%
    (営業時間、電話番号など)

これは、Googleアドワーズの広告オプションを利用することで可能になります。

上記の4店は広告に関することなので、少しコストがかかりあますが、コストをかけない方法も、もちろんあります。

  • 検索した商品を取り扱う店舗を地図で表示・・・59%
  • 検索した商品以外にも販売している商品やサービス・・・56%

6割近くの地とが、重要だと言っている店舗を地図で表示する機能

これは、Googleのマイビジネスに登録することで可能になります。

マイビジネスの情報を充実させると、実店舗へのルート案内やすぐに電話をかける機能、ホームページの表示・・・

さらに、店舗のメニューやお客様の口コミ情報なども表示することが可能になります。

コストをかけずに、ローカル検索を優位にしたい場合は、Googleのマイビジネスに登録することが、必要不可欠になりますね。

まとめ

スマホユーザーの4人に3人はローカル検索の内容を重視していることが、わかります。

実店舗があるお店は、ユーザーに足を運んでもらうためにも、ローカルSEOをしっかりとやる必要がありますね。

先日、和歌山城周辺をぶらぶらしていると、若い観光客の方が、「近くのラーメン屋」と言って検索していました。

そして、表示されると「OK!Google!!」なっていってました。

あなたもこのシーンを見たことありませんか?

これは、まさしくGoogleのCMの影響といえますね。

その土地に詳しくない人は特に、ローカル検索を頼りにしているんですよね。

そして、その若い子たちがとった行動は、すぐに電話。

ローカルSEO対策、まだ間に合いますよ。

まだやっていない方はすぐにでも取り掛かりましょう。

このブログでも、ローカルSEO対策について以前から取り上げていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。