本日は4月1日。
エープリルフールです!!
そんな日にお話しする内容は、ヤフーや楽天ショップ、Amazonなどのモールに出店している方が、陥る恐怖の販売方法です。
そんな嘘みたいな話あんの??
そう思われるかもしれませんが、本当にある話です。
あなたは、あのお店売れてたはずやのに閉店した・・・
そんなお店を見たことないですか?
モール担当者の言うことは真に受けない
ヤフーや楽天のモールに出店すると、担当者がつきます。
そして、その担当者から決まって広告を出しませんか?的なメールがきます。
「月2000円の広告費で10万円売り上げた実績あり」や「送料無料セールで新規獲得しましょう」、「ポイント10倍セールで優良会員の獲得をしましょう」など本当にたくさんのセールストークで仕掛けてきます。
確かに聞いていると自分のショップも売れるのではないか?
そう思うかもしれませんが、そこで一歩踏みとどまってほしいんです。
なぜならその広告が、その場限りの売上になるかもしれないからです。
モール担当者の言うことを真に受けて広告を出稿した方に多いのが「広告地獄」です。
確かに、広告を出せば直で売上に繋がるかもしれません。
それも、広告の内容と自社の商品がお客様のニーズにマッチすれば、今までに感じたことがないぐらいウナギのぼりに売上がアップするかもしれません。
モール担当者は、売れていないお店に「新規顧客獲得」を名目に広告を案内してきます。
しかし、広告だけに頼ってしまうと、その広告が終了した時にピタッと驚くほど売上が止まってしまいます。
そのタイミングで、担当者からまた連絡が入ります。
「売上が止まってしまったので、次は〇〇の広告を打ちましょう。」
一度、広告で売れることを経験したネットショップの担当者は、また広告を打ちます。
そして、また売れて喜ぶ・・・
一見よさげに見えるこのサイクルが、悪夢の始まりです。
売上ではなく利益を考える
普段であれば、そんなこと言われなくてもわかっていると思います。
しかし、売れない日が続くとなんとかして売れるようにしなければ・・・そう焦ってしまい、売上だけしか見えなくなってしまいます。
とある会社の社長さんは、従業員にネット通販で月に〇〇〇万円以上売れ!!
そう言います。
しかし、その社長さんは実際にいくら売れているのかは知らないそうです。
そんな会社が儲かるわけありません。
多くの人は、利益がいくらあるのかは理解しているかもしれません。
しかし、肝心な経費をわかっていないショップが非常に多いです。
モールに出店すると、「売上-原価=利益」には絶対になりません。
多くのモールは下記の経費で稼いでいます。
だから、ヤフーショップの出店料無料が成り立つわけです。
- 広告費
- モールの課金(だいたい3~7%)
- ポイントなどの経費
- 決済手数料
- モールの月額利用料
これらの経費を引いたのが、実際の利益になります。
だいたい、広告費を除いて売上の10%ぐらいが経費だと言われています。
そうなると、通常、利益率15%で商品を販売しているお店は、5%しか利益がないことになります。
これに、広告費をかけていたとしたら利益は、もっと少なくなります。
もっと言えば、従業員の給料なども考えると・・・
怖すぎますね(笑)
これをふまえた上で、モールで商品を販売してくださいね。
もしかするとあなたのお店も、恐怖の販売方法に陥ってるかもしれませんよ。
目先の売上ではなく、利益がいくらあるのかを常に意識していきましょう。
自分のところは大丈夫だと思っても、意外とこういう本当にお店多いんです・・・