リアルなコミュニケーションであれば、こんな態度をとったら相手がどう思うか?
こんな言葉を発したら相手に嫌われるのではないか?
など人の心を探りながら、相手を嫌な気持ちにさせ内容に、円滑なコミュニケーションをとる方法を日々考えているのではないでしょうか?
しかし、売れないネットショップの担当者がやっているのは、自分好みのデザイン。
相手にどう思われるか?
そんなことも考えずに、ページを制作してしまっています。
リアルでもインターネットでも、本当に大切なことは「相手の心理」。
それを記事にしている、かなり勉強になるサイトがあります。
コンバージョン率アップに必要な30の心理作戦
Gigazineのサイトで「心理学の視点から導き出した、コンバージョン率を劇的にアップさせるための30の心理作戦」という記事が紹介されていました。
記事を書いた方は、マーケットリサーチアナリスト、SEOやPPCのスペシャリストであり、かつ心理学をたしなんでいるというニック・コレンダさん。
今回の記事は、ネット通販だけでなく、あらゆるサービスに使える30の手法で、5つのカテゴリーごとに分かれて紹介されています。
見出しだけ少し紹介しておきます。
クリック
- ボタンカラーはコントラストがある色に
- 余白を増やす
- 太枠・斜角・影を使う
- 矢印を入れる
- マウスオーバー時に変化をみせる
- ボタンを見つめる
- ボタンを複数設置
- 第一人称を使う
- 同じボタンの色を変える
- クリックするか、しないかの選択を強制する
アカウント作成
- ダブルオプトイン
- 具体的な進展
- フリートライアルでクレジットカードの情報入力はNG
- アカウント登録の進捗具合を表示する
カートに入れる
- コントラストを強調
- 選んでもらいたいプランは真ん中に
- 選んでもらいたいプランを「一番人気」にする
- デフォルトオプションを作る
- 機能追加は減算方式で
- 「どちらを選ぶか」を提示する
- 精神的相互作用を持たせる
- 残り時間や残り数を明記する
- 商品説明は長くする
チェックアウト
- 安心のためにそれっぽい画像を使う
- クーポン番号入力はひっそりと
- チェックアウト画面からリンクを削除
- チェックアウトから離脱したユーザーをリターゲット
SNS共有
- シェアしてくれたら……
- 他のユーザーの投稿やツイートを見せる
- 共有させるメッセージや製品をクールに
記事を読めばわかりますが、AdobeやAmazonを始め大手企業だけでなく、話題になっているサイトやネットショップは、すでに取り入れている内容が非常に多いです。
この記事をまだ読んだことがない、ネット通販の担当者やデザイナーやクリエイターさんは、必読です。
「コンバージョン率を劇的にアップさせるための30の心理作戦」