昨年から動画ブームになり、YouTubeに動画を投稿すればSEO対策上有利!!
そんなお話をあちらこちらで聞きます。
確かに、動画を掲載することで成果を出している人もたくさんいらっしゃいます。
だからあながち嘘ではない・・・
だけど、どんな動画でもいいわけではありません。
先日、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が「動画コンテンツを設置すると検索エンジンの評価が上がるのでしょうか?」という質問に答えていました。
Googleが動画の設置を推薦
GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏がオフィスアワーで下記の質問に答えていました。
ユーザーの質問
ユーザーの役に立ちそうなので商品の動画を商品詳細ページに掲載しようと考えています。
競合サイトこうしたことをやっていません。私のサイトにとってプラスに影響すると思うのですがどうでしょうか?
(翻訳:海外SEO情報ブログより)
John Mueller氏の答え
ユーザーにとって意味があると考えるなら、ぜひやったほうがいい。
そうした動画に対して付け加えられるコンテンツ、たとえばデータシートや仕様書、PDFのように特定の問題について付加的な情報を提供できるコンテンツがあるなら、そうしたものも掲載するといい。どれもあなたのサイトに価値を加えるし、ほかの競合サイトではなくあなたのサイトのほうにより興味をユーザーに持たせることもありうる。
ほかの種類のコンテンツを含めることでページに価値を与えられるなら、私なら絶対に動画を掲載するだろうね。
(翻訳:海外SEO情報ブログより)
このお話を見るとJohn Mueller氏は、動画の設置を進めています。
ただ、条件があり「ページに価値を与えれるなら・・・」
どういうことかというと・・・
- ユーザーの役に立つこと
- 動画に付加価値を与えられるコンテンツを追加できること
これが絶対条件です。
Googleは、動画を設置しただけで、上位表示すると言っているわけではありません。
動画を貼り付けただけのページを制作してしまうと、逆に評価が下がります。
しかし、その動画がユーザーの役に立つ動画である場合、動画がソーシャルメディアで拡散されたり、再生回数が多いとYouTube内での検索有利になります。
まとめ
今回のお話をまとめるとあくまでも、「動画の掲載」そのものが評価要因としてプラスに働くことはない、とういこと。
動画がユーザーにとって役に立つものであれば、SEO的にも有利に働くことがある。
そしてGoogleの人は、動画だけでなく「動画に価値を与えるコンテンツ」の追加をオススメしています。
わかっていたことではありますが、ただ単に動画を載せればいいというわけではない。
どれだけそこに付加価値があるかが重要ですね。
あなたも、価値のある動画作りませんか?
動画のクオリティーよりも中身です。
他の人がやっていない、ユーザーにとって価値のある動画を配信していきましょう。