ホームページやブログ、SNSで情報を発信する場合、必ず見てくれる相手のことを考えて、相手がどんな情報を求めているのかを意識しましょう。
なんて話は、よくされることです。
しかし、「コンテンツが重要ですよ。」「ユーザーにとって有益なコンテンツを提供しましょう」と言われても正直なところ全員ができるわけではありません。
コンテンツマーケティングがどういったものなのかを理解し、成功するための3つのポイントを押さえておきましょう。
目次
コンテンツマーケティング=ファンづくり
コンテンツマーケティングは、ファンづくりと同じであると私は考えています。
お客様にお店のファンに、あなたの会社のファンになってもらうにはどうしたらいいのか?を考える。
もっと言えば、お客様にどう接すれば満足していただけるかです。
コンテンツマーケティングという言葉は、聞きなれない方もいてるかもしれませんが、昔から使われている手法です。
例えば、お魚やさんへお買い物に行くと、お店のおっちゃんが「奥さん、今日は○○が入っているよ。これは○○やって食べたらおいしいよ。○○にしてもいいし。この魚は○○してさばくといいよ」など、お魚を売るだけでなく美味しく食べれるレシピや、魚のさばき方も教えてくれたりします。
私が住んでいた町には、魚屋さんがあり、そこのお店のおっちゃんは必ずそうやってお客さんをファンにしていました。
うちの母も、スーパーに買い物に行っているにもかかわらずお魚は必ずそこの魚屋さんへ買いに行っています。
上記の例えで何がコンテンツマーケティングか解りますか?
買い物に来てくれた人に商品を売るだけではないということです。
お店の人は商品を買ってもらって嬉しい。
商品を買った人も、プラスアルファの情報や知識をもらっています。
それだけではなく、商品を購入した人は、商品の味やお店の接客を気にいるとまたそのお店で購入する、というファンを作る仕組みができています。
コンテンツマーケティングというと難しく感じるかもしれませんが、「ファンづくり」と考えるとわかりやすいのではないでしょうか?
リアルでやっていることをインターネットでもやりましょ。ってことで改めて見直されているだけの話です。
3つのポイント
コンテンツマーケティングはファンづくりですが、すべての人が同じようにできるわけではありません。
コンテンツマーケティングを成功させるために必要な3つのポイント、これが実践できなければ成功は難しいでしょう。
- 情報を継続的に発進する
- 読み手のメリットとなるオリジナリティー溢れる、クオリティーの高い情報を書く。
- 効果的に拡散する
この3つの内一つても欠けるとダメです。
情報を継続的に発進することで、ユーザーの信頼を高ます。
そして、インターネット上に無数の情報があることから、ユーザーの目はどんどん肥えています。
一昔前は、質が良ければ拡散されていた情報も、質がいいだけでは今の時代生きていけません。
質がいいのは当たり前、ユーザーが「素晴らしい」と感じる情報でないと爆発的な拡散にはならないようになっています。
一つづつ少し掘り下げていきましょう。
1.情報を継続的に発進する
コンテンツマーケティングの成功の第一歩は「継続」です。
ブログやウェブサイトを活用して、あなたの得意分野で情報を提供し続けることが大事です。
単発的に何らかのテーマでコンテンツを投稿してもほとんど意味がありません。
単発で情報を発進しても、検索エンジンに認識してもらうことは難しいです。
継続的に同じテーマで文章を投稿することで、検索エンジンにも認識されやすくなり、結果的にアクセス数が伸びる傾向にあります。
コンテンツマーケティングは、すぐに結果が出るものではなく、時間と知識を使うことで長期的にアクセスを見込む手法です。
すぐに効果を出すことを期待している方には向かない手法と言えます。
広告は、お金で時間とアクセス数を買うことができますので、継続できるほどのお金の余裕がある場合は、お金を出してもいいのではないでしょうか?
ただ、広告だけに頼っている会社は、広告を止めた時に底を見ることになってしまいます。
もちろん、広告にお金を使う分利益も少なくなりますよね。
そして、はっきり言いますが、アクセスが増えても中身がイマイチであると収益につなげることは難しいです。
2.読み手のメリットとなるオリジナリティー溢れる、クオリティーの高い情報を書く。
商品の良さを写真だけで伝えようとしていませんか?
はっきり言って、写真だけで商品お良さを全てを伝えることはできません。
商品を購入するときは、いろんな人の意見を聞いたり、商品の説明を聞いたりすることでその商品の良さを理解することができます。
高額な商品になればなるほど、ユーザーを納得させるだけの情報が必要です。
商品をイメージで伝える時には写真は有効ですが、購入の後押しをするためには、裏付けをするための情報(文章)が必要です。
そして、情報は必ず相手のことを考えて、ターゲットユーザーのことを思い浮かべながら書きます。
私も、記事を書くときは、必ず伝えたい相手のことを思って書いています。
インターネット上の多くの情報は、独りよがりで相手のことを考えていないものが多いです。
「有益なコンテンツ=専門的×ユーザーが求めている情報」
これは、私がコンテンツマーケティングをやっていく中で行き着いたところでもあります。
自分を書きたいことばかり書いていても、相手にメリットを感じてもらえないと何の意味もありません。
3.効果的に拡散する
発進した情報は、ユーザーに届かなければ存在していないのと同じ。
ユーザーになるための情報は、Googleの大好物です。
継続してユーザーの役に立つ情報を発進していると、検索エンジンからのアクセスが増えてきます。
そして、質の高い情報が掲載されているサイト(ホームページ)は、検索結果の上位に表示されやすくなります。
質の高い情報を継続的に発進し蓄積していくことで、安定したアクセスを見込むことが可能になります。
まとめ
あなたはザイアンスの法則を知っていますか?
「人は知らない人には攻撃的になり、何度も繰り返して接触していると好感度が上がっていく。」
これをザイアンスの法則と言います。
数多くの質の高いコンテンツをインターネット上に発進していくことで、ユーザーとの接触回数を増やすことができます。
そうなると、ザイアンスの法則でも言われているように、結果的に信頼関係を築きやすくなります。
ユーザーに関心を持ってもらうための、関係作りにもなるわけです。
インターネットで収益を得るためには、いっときのアクセス数よりも、長期的なアクセス数の方が重要です。
焦ってその場凌ぎのことをやってもまったく意味がない。
質がいいのは当たり前、ユーザーが拡散したくなるような、他にはないオリジナルのコンテンツが拡散されるコンテンツです。
コンテンツマーケティングで安定した、アクセスを得ましょう。