ネット通販での写真は、食べる・使うなど「体験」をイメージさせるものや「驚き」や「発見」を意識させる写真が必要です。
そんな写真に、どこかで見たことのあるようなフリー素材は、向きません。
商品の魅力を伝える写真は、ヘタクソでも自分で撮影した素人写真の方がウケがいい。
NGなカタログ写真
商品ページの写真で必要なのは、「体験」をイメージさせること。
体験とは、食べる前や使用する前の高揚感をどれだけ持たせることができるかです。
売れているネットショップで多いのは、実際に店頭へ足を運んで購入する、リアル店舗でも見ないところまで見せている写真。
例えば、ケーキの販売。
ケーキのカットした断面の写真。
布団や家具であれば、中身や裏側など、そこまで見せていいの?っていうところまで撮影して見せてください。
カタログにあるような写真では、「驚き」や「発見」を伝えることはできません。
ネット通販では、リアル店舗のようにお客様一人一人に合わせた接客ができない分、「驚き」や「発見」につながる細かな情報が大事です。
特に、アパレルの販売は写真の枚数で勝負!!
色々なアングルや裏地、ステッチのディテールなどの複数の切り口から伝えていきましょう。
(アパレルの写真撮影については後日記事にします。)
完成度は80%でOK
写真撮影には、かなり時間がかかります。
1つの商品の撮影時間は、およそ5分を目指し、100点を取る必要はありません。
完成度80%ぐらいでOKです。
100点を目指すために、1つの商品に何十分も時間をかけていては、いくら時間があっても足りないでしょう。
「時は金なり」
あなたが撮影にかけた時間は、お金です。
「1商品5分、80点の出来栄え」
商品を早く取ることができれば、商品数を増やすこともできますし、余った時間を他の作業に割り当てられるようになります。
ホームページの写真は、スマートフォンで撮影したものでも十分な場合もあります。
素人写真がよりリアリティを演出して、ウケることだってあります。
大事なのは「商品の魅力が一番伝わる写真」です。