以前にもこのブログで「AMP」についてご紹介していましたが、「AMP」とは何かを覚えていますか？
Accelerated Mobile Pages （アクセラレイティッド・モバイル・ページ）という、モバイル端末でのウェブページの表示を高速化するためのプロジェクト。
忘れちゃった方は、過去記事「AMPでモバイルウェブが爆速に!! 2016年2月〜対応ページが検索順位が上がる?!」をご確認ください。
今日ご紹介する記事は、Googleのウェブマスター向け公式ブログ（英語版）で公開されている内容です。
そこには、AMPに対応するように推奨する内容が書かれています。
しかし、私てきにはすべてのサイトがAMP対応できるわけではない!!
そう考えています。
しかし、AMP対応したほうがいいサイトも、もちろんあります。
どういったサイトが、AMP対応すればいいのか？
ご紹介していきましょう。
AMP対応すべきサイト
公式ブログでは下記のように伝えています。
Later this year, all types of sites that create AMP pages will have expanded exposureacross the entire Google Mobile Search results page, like e-commerce, entertainment, travel, recipe sites and many more.
ECサイトやエンターテイメント、旅行、レシピサイトに至るまでAMPページを作成したあらゆるタイプのサイトは、年内にGoogleモバイルの検索結果に表示機会が拡大するでしょう。
上記の文章を訳すとこんな感じでしょう。
現在は、検索結果のトップに表示されているカルーセル内のニュース記事のみが掲載の対象になっています。
しかし、これからは通常の検索結果にもAMP対応のページを含めることを決定しています。
今回のアナウンスは、年内にAMPに完全対応した検索結果を用意するから今のうちに準備しておくこと!!
そういった意味がこもってそうですね。
どんなサイトが対応すべき？！
私が考える、対応すべきサイトは下記の5つ。
- リアルタイムなニュースサイト
- ブログや記事コンテンツ
- レシピ
- 旅行
- 不動産サイト
WordPressで制作しているようなサイトは、プラグイン一つで簡単に実装できるので、ブログサイトなどにはオススメです。
特に、レシピサイトは早急に対応すべきサイトの一つとも言えますね。
今回Googleのアナウンスにあった、ECサイトも対応させたいところです。
しかし、AMP化してそのまま購入できない・・・
そうなると、逆効果なので今の所はオススメではありません。
まとめ
Googleは、AMP対応を進めていますが、すべてのサイトが実装すべき問題でもない。と私は考えています。
なぜなら、「すべての人が簡単にAMP対応にできる」という訳ではないからです。
検索ユーザーのストレスを軽減させる。
そういった視点から見ると確かに、表示速度が速いページは有利です。
しかしSEO的に見た時に、まだ検索結果を左右するようなランキング要因には含まれていないのが現状です。
ただ、下記のサイトはAMP対応をオススメします。
- リアルタイムなニュースサイト
- ブログや記事コンテンツ
- レシピ
- 旅行
- 不動産サイト
そしてそれ以外のサイトも、AMP対応ができる人は、対応しておく。
きっと、もっと簡単にできるシステムが登場すると思うので、難しい・・・
そう思われる方は、Googleの進化を待ちましょう。