あなたはschema.orgと言うマークアップ方法をご存知ですか?
schema.orgは、構造化データのマークアップ。
簡単に言うと、Googleにより詳しい情報を伝えるための手段です。
例えば、ここは著名人の名前です。
ここは、記事のタイトルです。ここは記事のタイトルで〇〇日に公開しました。など、普通のマークアップでは伝えることができない情報を伝えるための手段です。
Googleの構造化データ マークアップ支援ツールを使えば、下記の情報を詳しく伝えることができました
- TV Episodes with Ratings(「テレビ番組のエピソード」と重複?)
- イベント
- ソフトウェア アプリケーション
- テレビ番組のエピソード
- レストラン
- 商品
- 地域のお店やサービス
- 映画
- 書評
- 記事(ニュースやブログなど)
しかし、現在ではこれに追加して、LodgingBusiness と Accommodationにたくさんのプロパティが追加されました。
LodgingBusiness & Accommodation
あなたが、宿泊施設を探している時、ホテルの場所だけでなく、その他の情報も一緒に掲載されていると嬉しくないですか?
例えば、ホテルのチェックインやチェックアウトの時間、ペットを飼っている方であれば、ペットと一緒に泊まれるのか?
私の場合は、行きたいキャンプ場がペットOKなのか?
これは、かなり苦労して探します。
今回追加されたプロパティを利用すれば、より詳しく情報を伝えることが可能になります。
LodgingBusinessとは、ホテルや旅館などの宿泊施設が利用できるschema.orgのタイプの事を指します。
Accommodationは、ホテルの部屋や貸し会議室、アパート、キャンプ場の1区画(1グループが利用する範囲)などの収容施設で利用できるタイプ。
これの情報をより詳しく、伝えるためには下記のプロパティを使用します。
- starRating ・・・ 五つ星、三つ星などのホテルの格付け(利用者の評価ではない)
- floorSize ・・・ フロア面積
- amenityFeature ・・・ 提供されているサービス(たとえばホテルにあるサウナとかジム、ビジネスセンターなどの施設)
- checkinTime / checkoutTime ・・・ チェックイン/チェックアウトの時間
- petsAllowed ・・・ ペット同伴が可能か
- numberOfRooms・・・部屋数
- availableLanguage・・・対応可能言語
ユーザーのための、ページを作るのであれば「schema.org」は、必須の知識。
構造化データというコンピュータが理解しやすい形式で情報を提供できるようになります。
そうすれば、Googleにも検索ユーザーが求めるものにマッチしたページだと認識してもらえる可能性が高まるはずです。
例えば、「3つ星以上でペットと泊まれて、ジムがあるホテル」
こんな風にユーザーが検索したとしたら、schema.orgによってマークアップされている情報は、検索エンジンに取っても探しやすくなることは間違いないでしょう。
あなたも、schema.orgの理解を深めていく必要がありますね。