文章のたった1つの目的を知っていますか?
人は文章を読むと言葉に反応し想像すると言われています。
文章はただ書くのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書く。
そう多くの人は言いますが、売れる文章は、これだけでは不十分です。
想像して終わりではダメ。
「読む → 言葉に反応する → 想像する → 行動を起こす」
これが、売れる文章に必要な要素です。
もし、思うままに文章が書けたとしたら、誰にどんな行動をさせたいですか?
いい文章は想像力を刺激する
あなたは文章を書く目的を間違えていませんか?
この文章読んでもらえるかな?
そんなことを考えていませんか?
読んでもらえるかな?って思いながら書いた文章では、行動を起こさせることはできません。
文章は、読んでもらうために書くものではありません。
行動させるために書くもの!!
これをしっかりと頭に入れておきましょう。
私の家のポストによく、車のDMが入っています。
そのDMに書かれてある文字は「新車〇〇登場!! 試乗すると〇〇プレゼント」などのキャッチコピーです。
確かにプレゼントは嬉しいですが、プレゼント目的だけで足を運ぶことはありません。
自動車のトップセールスマンは、セールスレターで車の性能や品質を語る前に、必ずお客様の想像力を刺激する言葉を挟む!!そう言われています。
例えば、「どこへ行きたいですか?」や「誰を載せたいですか?」
こんな言葉を読むとあなたの頭の中はどうなりますか?
イメージしませんか?
人は言葉や文章で心を動かされるわけではありません。
イメージ!!
これが大事です。
全く何もイメージできていな人に、試乗会きてください。って言っても何も起こりません。
しかし、自分がその車に乗っていることをイメージできた人には、週末に試乗会があります。という言葉は響きます。
読み手の想像力を刺激して、感情を揺さぶり、行動を起こさせる文章。
これが、売れる文章術です。
そのためには、ただ単に書くだけではダメです。
相手の興味を探り、心に刺さる言葉を投げかけることが大切。
十数年前にアメリカの大型量販店では、紙おむつ売り場にある文章を提示したそうです。
その文章を書くだけで、ある商品が飛ぶように売れたそうです。
その文章とは何だと思いますか?
それは・・・
「今しか見れない姿、残しませんか?」
です。
この文章を読んだ方は、オムツ売り場に陳列されていた「使い捨てカメラ」を次々と購入したようです。
この例からもわかるように「買ってください」や「申し込んでください」という言葉は書く必要がないわけです。
お客様の想像力のスイッチを入れることができれば、あとは勝手に行動してくれる。
だから、想像力を刺激する文章が大事なわけです。
なんども言いますが、
文章は、読んでもらうために書くものではありません。
行動させるために書くもの!!
思うままに文章が書けたら、誰にどんな行動をさせたいですか?