SEO都市伝説は昔からSEO対策をしている方には、聞いたことのある話だと思います。
例えば、「リンクをたくさん貼ると検索結果に上位表示される」や「文字数が多ければSEOに有利」など言えばきりがないほどの都市伝説がたくさんあります。
今回のお話もその都市伝説の一つといえます。
先日のオフィスアワーでグーグルのジョン・ミューラー氏が、都市伝説に回答しているようです。
リンクの価値について
オフィスアワーでグーグルのジョン・ミューラー氏が答えた質問は、下記の通りです。
あるページからほかのページに対して張っているリンクは、そのページの品質評価に影響しますか?
ジョン・ミューラー氏の答え
ページにあるリンクがそのページの品質を改善するときもある。しかし、人為的にやるような要因としてみなすようなものではないと考える。ページにリンクがあるからといって、それだけで必ずしも良いということにはならない。
「よく知られたサイトにリンクしているから、このコンテンツもすばらしいのだろう」と検索エンジンが判断してくれることを期待して、グーグルやウィキペディア、CNNにまずリンクを張る人たちを見たことがある。
グーグルは、絶対にそうした評価をすることはない。
有名サイトにリンクすることで、ページに価値を加えることはできるかもしれない。しかし、単にリンクしただけで突然品質が高く評価されるなんてことは、ない。
※日本語訳は、Web担当フォーラムよりお借りさせていただきました。
実際の映像は、↓こちらです。
まとめ
今回のオフィスアワーでもわかるように、有名サイトや大手サイトなど「権威のあるサイトにリンクを貼るとページの評価が上がることは絶対にありません。
都市伝説です。
だからと言って、リンクが全く評価されないわけではありません。
Googleは、どのサイトにリンクを貼っているのかをチェックしています。
リンクは、あなたのサイトを訪れたユーザーに付加価値を与えることになります。
これを考えると、自分のページと関連のある有益な情報にリンクを貼っているページと全く貼っていないページと比較した時には、有益な情報にリンクを貼っているページの方が評価される可能性はあります。
ただ、ジョン・ミューラー氏も言っているように「よく知られたサイトにリンクしているから、このコンテンツもすばらしいのだろう」とグーグルは、絶対にそうした評価をすることはない。
大手サイトにリンクを張るための努力をするぐらいなら、いいコンテンツを生み出すための努力をする方が、よっぽど価値がありますね。