熊本大震災が起きてから、被災地に向けてたくさんの方が、メッセージを送っています。
多くの著名人の方が、義援金を送ったり、イラストでメッセージを届けたりしている中、先日ジャパネットタカタ前社長が動きました。
ネット上で、神対応との賞賛の声が送られています。
売上寄付でWin×Winの関係を築く
今年の1月に引退をしていた高田前社長が、21日のテレビショッピングに登場し、冒頭で売上の全額寄付を伝えました。
ジャパネットたかたさんのfacebookには、下記のように投稿されています。
このたびの震災で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
ご存知の通り、先週発生した地震で、熊本県と大分県を中心に甚大な被害が報告されています。
同じ九州の企業としてできることはないかと考え、本日4月21日(木)9時29分より放送しました「快適ショッピングスタジオ(テレビ東京)」の売上の全額を、被災地へ寄付させていただきます。放送直後より、多くののご注文を頂戴しております。
たくさんのご賛同、本当にありがとうございます。なおこの取り組みは正午より放送の「快適ショッピングスタジオDX(BSジャパン)」でも展開いたします。
また、本日の生放送ラジオショッピング、インターネットショッピングの対象商品でも売上の全額を寄付させていただきます。皆さまからいただいたご注文の売上は、大切に被災地へお届けさせていただきます。
全国の想いが被災地に届くことを願うと同時に、被災された皆さまが1日も早く日常生活を取り戻すことができるよう、お祈り申し上げます。
個人の力で何ができるのか?
何か行動を起こしたいけど、何をしていいのかわからない。
そう考えている方も多くいらっしゃると思います。
今回のジャパネットたかたさんの行動は、本当にすごいと思いませんか?
多くの著名人の方が、単独で行動する中、ジャパネットたかたさんは、私たちを巻き込んでの行動。
しかも、エネループやラジオボイスレコーダー、ウォーキングシューズなど災害時に必要なものを販売していることが、ポイントですよね。
高田前社長は、商品選出の理由を下記のように述べていました。
「何がいつ起こるか分からないため、視聴者の皆様にも(こうした商品を)備えて頂ければという思いで用意いたしました」
被災地には義援金を、そして私たちには、災害意識を。
何ができるのかわからない・・・
そう考えている人たちも商品を買うことで直接義援活動につながるとなれば、お互いが「Win×Win」の関係になると思いませんか?
一見、ジャパネットたかたさんは得をしていないように思いますが、この行動がメディアで取り上げられることによって、「Win」。
本当に、素晴らしい神対応。
私個人的に非常に、考えさせられる話題でした。
ありがとうございます。